夜明けの晩に、霊は灯る
人間と機械、物質と精神、伝統と未来 6人の職人たちが困難と向き合い、己の使命を生きる魂の物語。
日ノ本職人衆・剣
〜TSURUGI〜
夜明けの晩に、 霊は灯る
[出演]
刀鍛冶 根津啓
江戸型彫り職人 髙井章夫
西陣織爪掻き本綴織 山岸周子
藍染丸亀うちわ職人
Tonbiii 清水雄高
高岡屋常川畳店六代目 常川泰平
麻結び職人 髙岡春満
監督・撮影・編集・プロデュース 澤田慎一
企画製作:アメノウズメ
映画プロジェクト共催
アメノウズメ 一般財団法人日ノ本文化財団
2024年
/日本/©日ノ本職人衆・剣
- 出演する職人衆 -
刀鍛冶 根津 啓
東京都出身。高校生の時に、博物館にて国宝の刀「名物 観世正宗」と出逢い、 刀鍛冶を志す。経済産業大臣賞、文部科学大臣賞など、刀剣の世界で数多くの受賞歴をもつ。持ち主を守護し、道を切り拓く刀剣を製作している。
藍染丸亀うちわ職人 Tonbiii 清水雄高
⾹川県⾝。脱サラ後、徳島と地元丸亀で修⾏し、本藍染と丸⻲うちわを融合した独自の作品を主軸に制作を行う。職人として作品を作る傍ら、ショップ兼⼯房併設のゲストハウ ス「旅籠屋Tonbiii」(はたごやとんび)を経営。
江戸型彫り職人 髙井章夫
三重県鈴鹿市白子町出身 。家業である型彫り業を一時は離れるも、型彫り職人の危機的状況を知り、職人技を次世代に引き継ぐために再び小刀を握る。現在は東⻘梅 の工房を拠点に、全国各地での体験教室や小学校での授業など、職人の活動を精力的にアピールすることに情熱を燃やす。今年(2024年)74歳を迎えた。
高岡屋常川畳店 畳職人 常川泰平
東京都出身。創業 160 余年、高岡屋常川畳店六代目。 大学を卒業後、畳職業訓練校に入学し、国家資格の畳製作技能士 1級、畳の指導員免許を取得し、父の後を継いで畳職人に。昔ながらの技術を継承しつつ、畳をもっと身近に感じてもらえるように、新製品の開発にも力を入れている。
麻結び職人 髙岡春満
奈良県出身。精麻に出会い、「祈り」をテーマに作品を制作。 これまでに三輪坐恵比須神社、橿原神宮をはじめ、全国各地の神社仏閣に注連縄や作品を奉納。 年間約60以上のワークショップや教室を各地で開催。2021年art directorである三嶋章義氏とアートユニットMuSuHiを結成。
⻄陣織/爪掻本綴織職人 山岸周子
広島県出身。短大で日本画を学んだ後、 就職した織元で「爪掻本綴」の技術を3年間学ぶ。その後、展示会で目にした綴織作品に心を打たれ、染織作家を目指すために再び学校へ。卒業後に⻄陣織伝統工芸士である小玉紫泉先生に3年間師事。30代で発症した「三叉神経痛」を乗り越え、⻄陣織伝統工芸士の資格を取得。
- 映画プロジェクト共催 -
- 問い合わせ先 -
jimukyoku@amenouzume.co.jp