夜明けの晩に、霊は灯る

人間と機械、物質と精神、伝統と未来 6人の職人たちが困難と向き合い、己の使命を生きる魂の物語。

日ノ本職人衆・剣
〜TSURUGI〜

夜明けの晩に、 霊は灯る

日本が受け継ぐいにしえの文化 その心を未来へと届ける。 日本が受け継ぐいにしえの文化 その心を未来へと届ける。

[出演]
刀鍛冶 根津啓 
江戸型彫り職人 髙井章夫
西陣織爪掻き本綴織 山岸周子 
藍染丸亀うちわ職人 Tonbiii 清水雄高
高岡屋常川畳店六代目 常川泰平 
麻結び職人 髙岡春満

監督・撮影・編集・プロデュース 澤田慎一
ナレーション 冨永沙織
企画製作:アメノウズメ

映画プロジェクト共催
アメノウズメ 一般財団法人日ノ本文化財団
2024年 /日本/©日ノ本職人衆・剣

プレミア上映会7月決定

- ニュース -

24/5/5 【クラファン支援者限定】 6月30日完成披露 & 関係者試写会チケット販売開始 24/5/15 カンヌ国際映画祭(5/15-24)DAPラウンジに出展「特設サイトはこちら」

coming soon・・・

- 予告編 -

日本の伝統職人たちは未来に何を託すのか?

古来より自然とつながり熟練した匠の技術と精神で「命」を宿すものづくりをする者たちがいた。
身体感覚を研ぎ澄まし、精密無比な仕事をする「職人」と呼ばれる人々である。
時代はテクノロジーが進化を極めるデジタル社会、目に見える物質の価値だけを頼りとし、
自然とのつながりを切断した人間たちの生活は地球への深刻な環境破壊を引き起こし危機に瀕している。
この夜明けの晩に、志ある6人の日本の伝統職人が立ち上がった。

彫る、染める、鍛える、織る、畳む、結ぶ。
6人の職人たちは調和をテーマに作品を生み出していく。

創作の過程を約3年間に渡りカメラが追い、「魂」を宿す物づくりの現場に迫った。
オムニバスの物語から徐々に浮かびあがる現代社会の問題点。絶えることのない人間の争い。世界に問われる己の存在意義。直面する様々な困難が、職人たちの反骨精神に火をつける。

我々人類は心を取り戻し、自然と調和し、持続的な地球を次世代に残していくことができるのか?

本作品は、6人の職人たちが経験するその生き様。自らの葛藤や嘆きの中から一筋の光を見出し、
「使命を生きる」を人間を追った迫真のドキュメンタリー映画である。

- 出演する職人衆 -

刀鍛冶職人 根津 啓

東京都出身。高校生の時に、博物館にて国宝の刀「名物 観世正宗」と出逢い、 刀鍛冶を志す。経済産業大臣賞、文部科学大臣賞など、刀剣の世界で数多くの受賞歴をもつ。持ち主を守護し、道を切り拓く刀剣を製作している。

藍染丸亀うちわ職人 Tonbiii 清水雄高

⾹川県⾝。脱サラ後、徳島と地元丸亀で修⾏し、本藍染と丸⻲うちわを融合した独自の作品を主軸に制作を行う。職人として作品を作る傍ら、ショップ兼⼯房併設のゲストハウ ス「旅籠屋Tonbiii」(はたごやとんび)を経営。

江戸型彫り職人 髙井章夫

三重県鈴鹿市白子町出身 。家業である型彫り業を一時は離れるも、型彫り職人の危機的状況を知り、職人技を次世代に引き継ぐために再び小刀を握る。現在は東⻘梅 の工房を拠点に、全国各地での体験教室や小学校での授業など、職人の活動を精力的にアピールすることに情熱を燃やす。今年(2024年)74歳を迎えた。

高岡屋常川畳店 畳職人 常川泰平

東京都出身。創業 160 余年、高岡屋常川畳店六代目。 大学を卒業後、畳職業訓練校に入学し、国家資格の畳製作技能士 1級、畳の指導員免許を取得し、父の後を継いで畳職人に。昔ながらの技術を継承しつつ、畳をもっと身近に感じてもらえるように、新製品の開発にも力を入れている。

麻結び職人 髙岡春満

奈良県出身。精麻に出会い、「祈り」をテーマに作品を制作。 これまでに三輪坐恵比須神社、橿原神宮をはじめ、全国各地の神社仏閣に注連縄や作品を奉納。 年間約60以上のワークショップや教室を各地で開催。2021年art directorである三嶋章義氏とアートユニットMuSuHiを結成。

⻄陣織/爪掻本綴織職人 山岸周子

広島県出身。短大で日本画を学んだ後、 就職した織元で「爪掻本綴」の技術を3年間学ぶ。その後、展示会で目にした綴織作品に心を打たれ、染織作家を目指すために再び学校へ。卒業後に⻄陣織伝統工芸士である小玉紫泉先生に3年間師事。30代で発症した「三叉神経痛」を乗り越え、⻄陣織伝統工芸士の資格を取得。

- 映画プロジェクト共催 -

- 問い合わせ先 -

info@amenouzume.co.jp