夜明けの晩に、霊は灯る

人間と機械、物質と精神、伝統と未来 6人の職人たちが困難と向き合い、己の使命を生きる魂の物語。

日ノ本職人衆・剣
〜TSURUGI〜

夜明けの晩に、 霊は灯る



[出演]
刀鍛冶 根津啓 
江戸型彫り職人 髙井章夫
西陣織爪掻き本綴織 山岸周子 
藍染丸亀うちわ職人 Tonbiii 清水雄高
高岡屋常川畳店六代目 常川泰平 
麻結び職人 髙岡春満

監督・撮影・編集・プロデュース 澤田慎一
企画製作:アメノウズメ

映画プロジェクト共催
アメノウズメ 一般財団法人日ノ本文化財団
2024年 /日本/©日ノ本職人衆・剣

- ニュース -

【クラファン支援者限定】 6月30日完成披露&関係者試写会 ご招待のお知らせ

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- 予告編 -

日本の伝統職人たちは未来に何を託すのか?

古来より熟練した匠の技術と精神で、命を宿すものづくりをする者たちがいた。
八百万とつながり、身体感覚を研ぎ澄まし、精密無比な仕事をする「職人」と呼ばれる人々である。

しかし現代の地球上では、人々は心を忘れ去り、目に見える物質の価値だけを頼りとし、欲望のままに消費を続けている。
自然はその犠牲となり、「対立」や戦争はなくならず、この星はまさに瀕死の状態である。

この夜明けの晩に、志ある6人の日本の伝統職人が立ち上がった。
「調和」をテーマに職人たちが創作を行う、魂の物語が動き出す。

本作品で、約2年半に渡りカメラが追ったのは、「命」を宿す職人たちのものづくりの現場。
そして、職人たちが己の「使命」を生きていく、ありのままの姿。

「生きる」とは何か?
「命」の本質を問うドキュメンタリー作品。

- 出演する職人衆 -

刀鍛冶 根津 啓

東京都出身。高校生の時に、博物館にて国宝の刀「名物 観世正宗」と出逢い、 刀鍛冶を志す。経済産業大臣賞、文部科学大臣賞など、刀剣の世界で数多くの受賞歴をもつ。持ち主を守護し、道を切り拓く刀剣を製作している。

藍染丸亀うちわ職人 Tonbiii 清水雄高

⾹川県⾝。脱サラ後、徳島と地元丸亀で修⾏し、本藍染と丸⻲うちわを融合した独自の作品を主軸に制作を行う。職人として作品を作る傍ら、ショップ兼⼯房併設のゲストハウ ス「旅籠屋Tonbiii」(はたごやとんび)を経営。

江戸型彫り職人 髙井章夫

三重県鈴鹿市白子町出身 。家業である型彫り業を一時は離れるも、型彫り職人の危機的状況を知り、職人技を次世代に引き継ぐために再び小刀を握る。現在は東⻘梅 の工房を拠点に、全国各地での体験教室や小学校での授業など、職人の活動を精力的にアピールすることに情熱を燃やす。今年(2024年)74歳を迎えた。

高岡屋常川畳店 畳職人 常川泰平

東京都出身。創業 160 余年、高岡屋常川畳店六代目。 大学を卒業後、畳職業訓練校に入学し、国家資格の畳製作技能士 1級、畳の指導員免許を取得し、父の後を継いで畳職人に。昔ながらの技術を継承しつつ、畳をもっと身近に感じてもらえるように、新製品の開発にも力を入れている。

麻結び職人 髙岡春満

奈良県出身。精麻に出会い、「祈り」をテーマに作品を制作。 これまでに三輪坐恵比須神社、橿原神宮をはじめ、全国各地の神社仏閣に注連縄や作品を奉納。 年間約60以上のワークショップや教室を各地で開催。2021年art directorである三嶋章義氏とアートユニットMuSuHiを結成。

⻄陣織/爪掻本綴織職人 山岸周子

広島県出身。短大で日本画を学んだ後、 就職した織元で「爪掻本綴」の技術を3年間学ぶ。その後、展示会で目にした綴織作品に心を打たれ、染織作家を目指すために再び学校へ。卒業後に⻄陣織伝統工芸士である小玉紫泉先生に3年間師事。30代で発症した「三叉神経痛」を乗り越え、⻄陣織伝統工芸士の資格を取得。

- 映画プロジェクト共催 -

- 問い合わせ先 -

jimukyoku@amenouzume.co.jp